このチェックリストは、
猫の不安サインに気づくための目安をまとめたもので、診断や治療を目的としたものではありません。
「最近、猫の様子が落ち着かない気がする」 「これって不安なの?それとも体調?」
猫の不安は、言葉では分からないぶん、 行動の変化として現れることがあります。 ただし、同じ行動でも 「不安」だけでなく「体調不良」や「環境の変化」が関係している場合もあります。
この記事では、 猫の“不安サイン”として見られやすい行動を 一覧で整理しながら、 落ち着いて確認するためのチェック手順もまとめます。
この記事で分かること
- 猫の不安サイン(行動別のチェックリスト)
- 不安と体調不良を見分けるための確認ポイント
- 相談(病院・専門家)を検討したい目安
先に結論|「不安かも」と思ったら確認する順番
不安サインに見える行動が出たときは、 次の順番で確認すると落ち着いて判断しやすくなります。
- 食事・水分・トイレ(体調の基本)
- 環境の変化(来客・音・匂い・模様替えなど)
- 行動の変化(いつから・どのくらい続くか)
行動だけで判断せず、 「生活の基本」が崩れていないかを見ることが大切です。
不安サイン一覧|行動別チェックリスト
① 隠れる・出てこない
- 物音に敏感になって隠れる
- いつもより長時間出てこない
- 来客や環境変化の後に増えた
一時的な環境刺激が原因のこともありますが、 食欲やトイレの変化が重なる場合は注意して観察しましょう。
② 鳴き続ける・夜鳴き
- 夜に落ち着かず鳴く
- 鳴き方がいつもより強い
- 飼い主の姿が見えないと鳴く
空腹・生活リズム・寂しさが関係することもあります。 急に始まり、他の異変もある場合は体調面も確認しましょう。
③ そわそわ・落ち着かない
- 部屋を行ったり来たりする
- 同じ場所をうろうろする
- 窓やドアの方を気にしている
外の音や匂い、他の動物の気配などが原因になることもあります。
④ 急に甘える/逆に距離を取る
- 急にべったりする
- 離れると不安そうに鳴く
- 触られるのを嫌がるようになった
不安で甘えが増えることもありますが、 触られるのを嫌がる場合は痛みなど体調面の可能性もあります。
⑤ 過剰なグルーミング(毛づくろい)
- 同じ場所をずっと舐め続ける
- 毛が薄くなってきた気がする
- 皮膚を気にする仕草が増えた
ストレスが関係することもありますが、 皮膚のかゆみなど別の原因もあり得るため、続く場合は相談も検討しましょう。
⑥ 食べ方・行動の“いつもと違う”が増える
- 食べムラが強くなった
- 遊ぶ時間が減った
- 寝ている時間が極端に増えた
不安だけでなく体調変化の初期サインのこともあるため、 「食事・トイレ」が普段どおりかを優先して確認しましょう。
不安サインかも?と思ったときのチェック項目(簡易表)
以下をざっと確認すると、次の行動が決めやすくなります。
| チェック項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 食欲 | 量が急に減っていないか/食べ方が遅くなっていないか |
| 水分 | 飲む量が極端に増減していないか |
| トイレ | 回数や状態に変化がないか/出ていない様子はないか |
| 環境変化 | 来客・音・匂い・模様替え・留守番などがなかったか |
| 継続時間 | 半日〜数日で落ち着くか/長引いているか |
相談(病院など)を検討したい目安
次のような場合は、 不安サインだけと決めつけず、相談を検討しましょう。
- 行動の変化が数日以上続く
- 食欲やトイレの異変が重なっている
- 元気が落ちている/反応が弱い
- 飼い主の不安が強く、見守るのがつらい
飼い主がやってはいけないこと
- 「不安だから」と決めつけて体調確認を省く
- 無理に触る・追いかける・叱る
- 放置して状況が分からなくなる
安心できる距離感で見守りつつ、 必要な情報(食事・トイレ・いつから)を整理することが大切です。
※この記事は一般的な情報をもとにまとめたもので、診断を行うものではありません。 行動の変化が続く場合や、食欲・トイレなど他の異変がある場合は、 早めに動物病院へ相談してください。
▶ チェック後の判断に迷ったときは
病院に行くべきか迷ったときの判断基準
に進むと整理しやすくなります。
▶ 個別の症状をまとめて確認したい場合は
猫の様子がおかしいと感じたときのチェックガイド
が入口になります。

