このページは、これまで鳴いていた猫が急に鳴かなくなり、 「何かあったのかな?」「体調が悪いのでは?」と不安に感じたときに、 一時的な変化として様子を見てよいケースか、体調や環境の変化として注意した方がよいサインなのかを見分けるための目安 を、二匹の猫と暮らす一般飼い主の立場としての実体験や日々の観察をもとに、「鳴かなくなったときにどう考えればよいか」を整理したものです。
「前はよく鳴いていたのに、最近ほとんど鳴かない」
「呼んでも反応が薄くて心配…」
そんな変化に気づくと、「どこか悪いの?」「何かあった?」と不安になりますよね。
猫が鳴かなくなる理由には、性格や環境の変化によるものから、体調の違和感が関係している場合まで、いくつかの可能性があります。
この記事では、考えられる主な理由と確認したいポイント、受診を考える目安をやさしく整理します。
猫が鳴かなくなる=異常とは限らない
まず知っておいてほしいのは、猫が鳴かなくなったからといって、必ずしも病気とは限らないということです。
猫は成長や環境の変化に応じて、鳴き方や頻度が変わる動物です。
「必要がなくなった」「安心している」ことで、鳴く回数が減ることもあります。
猫が鳴かなくなったときに考えられる主な理由
1. 成長や年齢による変化
子猫の頃は要求や不安を鳴いて伝えることが多いですが、
成猫になるにつれて、鳴く必要が減ることがあります。
2. 環境に慣れて安心している
引っ越しや新しい生活に慣れ、不安が減った結果、鳴かなくなることもあります。
これは必ずしも悪い変化ではありません。
3. 飼い主との関係性が安定した
「鳴かなくても伝わる」と学習すると、
視線や行動だけで意思表示をするようになる猫もいます。
4. ストレスや不安を感じている
逆に、強いストレスや緊張状態にあると、
鳴くこと自体を控える猫もいます。
- 来客が増えた
- 生活音が大きくなった
- 他の動物との関係が不安定
5. 体調が万全ではない
体調が優れないとき、猫はエネルギーを温存するため、
鳴く回数が減ることがあります。
特に次のような変化がある場合は、体調面にも注意が必要です。
- 元気がない
- 食欲が落ちている
- 動きたがらない
▶ ずっと寝ていることが心配な場合は
猫がずっと寝てる…病気?安心していいケース
もご参考にしてみてはいかがでしょうか?
確認したいチェックポイント
- 食事や水はいつも通り取れているか
- トイレの回数・様子に変化はないか
- 表情や動きがいつもと違わないか
- 隠れて過ごす時間が増えていないか
鳴かないこと自体よりも、他の変化が同時に起きていないかが重要です。
様子を見てもよい可能性があるケース
- 元気・食欲・排泄が普段通り
- 環境や生活リズムに大きな変化があった
- 呼びかけには反応がある
これらに当てはまる場合は、しばらく落ち着いて様子を見る選択肢もあります。
受診を検討したほうがよい目安
- 鳴かなくなった状態が長く続く
- 明らかに元気がない
- 食欲や体重に変化がある
- 触られるのを極端に嫌がる
- 他の症状(嘔吐・下痢など)を伴う
「鳴かない」ことがきっかけで、体調不良に気づくケースもあります。
飼い主がやってはいけないこと
- 無理に鳴かせようと刺激する
- 不安から過剰に構いすぎる
- 「性格が変わった」と決めつける
猫のペースを尊重し、安心できる距離感を保つことが大切です。
※この記事は一般的な情報をもとにまとめたもので、 診断を行うものではありません。 眠っている状態が続く場合や、 他の症状が見られる場合は、 早めに動物病院へ相談してください。
▶ 様子見か受診か迷う場合は
病院に行くべきか迷ったときの判断基準
で整理できます。
▶ 鳴かなくなった以外の変化も気になる場合は
猫の様子がおかしいと感じたときのチェックガイド
で他のチェック項目も確認できます。
▶ ほかにも何か不安や気になる行動がある場合は
猫の「不安サイン」一覧|行動別チェックリスト
で他のチェック項目も確認できます。

