「最近トイレが多い気がする…」 「逆に、今日は少なすぎない?」
猫のトイレ回数は、体調の変化が出やすいポイントです。 ただし、一時的な変化なのか、注意が必要なサインなのかは判断が難しく、 飼い主さんが不安になりやすいところでもあります。
この記事では、 トイレ回数が「多い」「少ない」と感じたときの確認ポイントと、 病院を検討したい目安を、落ち着いて整理できるようにまとめます。
この記事で分かること
- 猫のトイレ回数が変わる主な原因
- 「多い」「少ない」それぞれのチェックポイント
- 病院を検討したい目安
まず確認したいこと(トイレ回数の見方)
「トイレ回数」と言っても、見るべきは回数だけではありません。 以下の3点をセットで確認すると判断しやすくなります。
- 排尿(おしっこ)の回数:いつもより多い?少ない?
- 排便(うんち)の回数:出ている?硬さや量は?
- トイレに行く回数:行くのに出ない/何度も出入りする
特に「トイレには行くのに出ていない」場合は注意が必要です。
トイレ回数が「多い」ときの注意点
おしっこが増える、またはトイレに行く回数が増えるときは、 次のようなケースが考えられます。
- 水を飲む量が増えている(暑さ・ドライフード中心など)
- 環境変化によるストレス(来客・引っ越し・模様替えなど)
- 排尿時に違和感があり、少量ずつ出している
チェックしたいポイント
- 1回あたりの尿量は「普通」か「少量」か
- トイレで踏ん張る、落ち着かない様子はないか
- 尿のにおいが急に強くなった/色が濃い・薄いなど変化はないか
「回数が増えた」だけでなく、 尿量が極端に変わっていないかが大切な判断材料になります。
トイレ回数が「少ない」ときの注意点
「少ない」と感じるときは、 単に排尿量が減ったのか、それとも出したくても出ないのかを分けて考えるのが重要です。
- 水分摂取が減っている(寒さ・食事内容・環境)
- 我慢している(トイレが汚い/場所が落ち着かない)
- 排尿がうまくできない可能性(痛み・詰まりなど)
チェックしたいポイント
- トイレに行く回数自体が減っているか
- 行くのに出ない/少ししか出ないことがあるか
- 陰部を気にする、鳴く、落ち着かない様子はないか
特に「出したいのに出ない」様子がある場合は、 早めの相談が安心につながります。
病院を検討したい目安(回数より“状態”が重要)
次のような変化がある場合は、 様子見よりも動物病院への相談を検討してください。
- トイレに何度も行くのに、ほとんど出ていない
- 排尿時に痛そう/鳴く/踏ん張る
- 血が混じるように見える、色が明らかにおかしい
- 半日〜1日たっても排尿が確認できない
- 元気や食欲が落ちてきた、嘔吐など他の症状が出てきた
「回数」だけで判断するより、 出ているか・出方がいつもと違うかを重視すると判断しやすくなります。
今すぐできる対処(様子を見る場合)
状態が落ち着いていて、少し様子を見る場合は、 次のような対応が役立つことがあります。
- トイレを清潔にする(砂の交換・掃除)
- トイレの場所を静かで落ち着く場所にする
- 水を飲みやすくする(複数設置・器を変える)
- 可能なら、尿の量や回数をメモしておく
メモがあると、病院へ相談するときも状況を伝えやすくなります。
飼い主がやってはいけないこと
- 「様子見でいい」と決めつけて放置する
- 尿が出ていない可能性があるのに待ち続ける
- 人間用の薬やサプリを自己判断で与える
よくある質問
トイレ回数は何回なら正常ですか?
猫のトイレ回数は、年齢、体格、食事(ウェットかドライか)、季節などで変わります。 そのため「◯回なら正常」と一律には言えません。 大切なのはその子の普段の回数から急に変わったかです。
多頭飼いで回数が分かりません
多頭飼いでは個別の変化に気づきにくいことがあります。 可能であれば一時的にトイレを増やす、部屋を分けて様子を見るなどで、 「誰がどのくらいしているか」を把握しやすくなります。
※この記事は一般的な情報をもとにまとめたもので、 診断や治療を目的としたものではありません。 症状が続く場合や強い不安がある場合は、 早めに動物病院へ相談してください。
- 場所の問題が気になる場合は、
トイレ以外でおしっこする心理も参考になります。 - 体調面が心配なときは、
病院に行くべきかの判断基準を確認しておきましょう。 - 他の異変も含めて整理したい方は、
猫の異変の完全ガイドがおすすめです。


